パリよ、永遠に/Diplomatie
作品紹介
パリよ、永遠に/Diplomatie
2014年 フランス、ドイツ
時間:84分
ジャンル:ドラマ、戦争 IMDbより
監督:フォルカー・シュレンドルフ
総領事ラウル・ノルドリンク:アンドレ・デュソリエ
ディートリヒ・フォン・コルティッツ将軍:ニエル・アレストリュプ
ハウプトマン・ヴェルナー・エーベルナッハ:ブルクハルト・クラウスナー
あらすじ
ナチス・ドイツ占領下のパリで、パリ防衛司令官コルティッツ(ニエル・アレストリュプ)は、アドルフ・ヒトラーの命を受け、ノートルダム大聖堂などの世界的な建築物を破壊する計画を立てていた。スウェーデン総領事のノルドリンク(アンドレ・デュソリエ)は、破壊を止めさせようとコルティッツを訪問する。
日本と世界の評価
評価
Yahoo!映画:3.55 評価119件 2019/5/18
IMDb:7.1(評価5換算:3.57) 評価4447件 2019/5/18
Rotten Tomatoes 2019/5/18
TOMATOMETER:94% 評価48件
AUDIENCE SCORE:81% Average Rating:3.8 評価4310件
Metascore:72
Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE
単純平均評価:3.64
評価まとめ
良い評価:ストーリー、演技、素晴らしい、戦争映画だけど心理的、
悪い評価:強引、情感に欠ける、退屈
評価は高め、TOMATOMETERは94%ととても高い。が評価数がそもそも少ない。有効度は疑問。
感想
全体的な評価は高め。こういう史実に近く会話だけで進んでいく真面目な作品は評価が高くなる傾向にあると思う。
ヨーロッパ特有なのか、なんか淡々と進んでいくストーリーに自分は眠りそうになりました。
意識が飛びそうになりながら見たのですが。ドイツ軍司令官が妻子を人質に取られ心情的には同意しかねる作戦を実行していくという立場。
それをスウェーデンの外交官が説得するというストーリーだと思うのですが。
舞台にもなった物語らしいです、そしてドイツ軍司令官は舞台でも演じていたらしいのですが、何度も何度も公演していったような完成度はあまり感じませんでした。
恐らくドイツ軍司令官の囚人のジレンマ的なものを描きたかったのでしょうけど、そのジレンマが伝わってきません。
緊迫感も無し、淡々と物語は進んでいく。絶賛の舞台劇らしいですがどこら辺が絶賛だったのだろう。
ドイツからのプレッシャー、早く決断しなければ連合軍が迫っていて成功率がどんどん下がっていくとかの工夫をしないと。
まるで平時のような会話劇で戦時下最前線の緊迫感は伝わってきません。
せめて会話で推し進めるなら観客を魅了するような大演説をぶつとか。
なんか見どころに欠ける展開でした。
3.64点と点数高めなので-0.5点で3.14点とします。
評価 3.14点