追憶の森/The Sea of Trees
作品紹介
追憶の森/The Sea of Trees
2015年 アメリカ
時間:110分
ジャンル:ドラマ、ファンタジー、ミステリー IMDbより
監督:ガス・ヴァン・サント
アーサー・ブレナン:マシュー・マコノヒー
タクミ・ナカムラ:渡辺謙
ジョーン・ブレナン:ナオミ・ワッツ
あらすじ
人生に深く絶望したアメリカ人男性アーサー(マシュー・マコノヒー)は、死に場所を求めて富士山麓の青木ヶ原樹海を訪れるが、森の奥深くでけがを負った日本人男性タクミ(渡辺謙)と出会う。アーサーと同じく死のうとして樹海に来たものの考え直し、妻子のところへ戻るため助けを求めてきたタクミと互いのことを語るうちに、二人はこれまでの人生を見つめ直し、生きるため樹海からの脱出を模索するようになり……。
日本と世界の評価
評価
Yahoo!映画:3.40 評価931件 2019/5/5
IMDb:6.0(評価5換算:3.16) 評価11382件 2019/5/5
Rotten Tomatoes 2019/5/5
TOMATOMETER:13% 評価47件
AUDIENCE SCORE:42% Average Rating:3 評価2238件
Metascore:23
Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE
単純平均評価:3.19
評価まとめ
良い評価:演技が良い、考えさせられる、静かで良い映画、
悪い評価:退屈、最悪、暗い、途中で見るの止めた
評価は日本の方が高いです。でもそもそも評価数が少ないですね。IMDbは評価は結構デコボコ、男女比や年齢比はあまり感じられなかったですが、Rotten Tomatoesでもそうですが映画好きほど酷評。TOMATOMETERとMetascoreは異常値と言ってもいいほど低いのでこの映画が合わなかった人は今後参考にしてみるのもいいかもしれません。
感想
評価は海外の方が低いですね。逆に日本の方は好意的にとらえている人が多かったですね。
私の評価は低いです。
評価の中にこれを低評価する人は年齢が若い人じゃないですかね。という評価がありました。
ガーン。おっさんだけど、未熟者扱いされてショック。
まあ今もまだ悩みの中ではあるので成熟や達観には程遠いですけど。
あんまり自分はこういう評価はしたくないのですが言い返すとしたらこの映画を高評価する人は繊細過ぎるのではないでしょうか。
映画の中で青木ヶ原の樹海に来た理由を渡辺謙がリストラ要員にされたからと言ったシーンで、マシュー・マコノヒーは「そんなことで」渡辺謙は「文化の違いだ」と。
これがアメリカと日本の違い。この映画の評価の違いになっているのではないでしょうか。
黄色と冬。うーん。ここに持っていき方が弱いのか私にはあまり響きませんでした。アーサーの奥さんへの愛情か贖罪なのか生前の二人のシーンからはあんまりくみ取ることは出来ませんでした。
また浮気やアルコール中毒の描き方も生々しさを感じないというか。
全てが綺麗ごとで虚構の世界の様で。
だから最後まで綺麗ごとでスピリチュアルな現実離れした世界観に入り込むことが出来ず、なんだか見ていてかったるくさえ感じました。
高評価した人は繊細な心配りで脳内補完してるんじゃないでしょうか。
高評価した人はこの世界観に入り込めるのでしょう。でも入り込めない人は前述のセリフではありませんが「そんなことで」となるのではないでしょうか。
カンヌでこの映画はブーイングをされたらしいです。
その理由が樹海行きが唐突すぎるとか書いていましたがきっとそんなことでは無いと思います。
世界観に対する違和感とか拒否とかではないかなと。
鍵はガス・ヴァン・サント監督ではないかなと思います。
私は評価低く-0.3点で2.89点です。
評価 2.89点