32型シアター

32型のテレビで見た映画とその周辺のブログです。

タミー/Tammy     

 

 

作品紹介

 

 

 タミー/Tammy
 2014年 アメリ
 時間:96分
 ジャンル:コメディ、ロマンス IMDbより 

 

 監督:ベン・ファルコーン
 タミー・バンクス:メリッサ・マッカーシー
 パール・バルゼン:スーザン・サランドン
  レノア:キャシー・ベイツ

あらすじ

タミーにとって最悪の日が始まった。ポンコツ車がとうとうダメになり、ハンバーガー屋からは恩知らずにもクビにされ、しまいには隣の女と浮気するダンナを発見する。そろそろ旅に出る時がやってきたようだ。しかし、無一文で車さえない。タミーにとって唯一の旅に出る手段は、車と金があってナイアガラの滝を見たくてたまらない祖母のパールだったが・・・。

日本と世界の評価

評価

 Filmarks:3.2 評価145件   2019/6/9
 IMDb4.9(評価5換算:2.56) 評価44322件 2019/6/9
 Rotten Tomatoes 2019/6/9
  TOMATOMETER:24% 評価180件
  AUDIENCE SCORE:36 Average Rating:2.89 評価57532件
 Metascore:39  

 Yahoo!映画とIMDbとRotten Tomatoes:AUDIENCE SCORE

 単純平均評価:2.88

評価まとめ

 良い評価:メリッサ・マッカーシー良かった、元気になる、キャストが良い

 悪い評価:普通、B級、

評価は日本は普通、アメリカは低めでしょうか。女性票が男性票より0.9も高いです。メリッサ・マッカーシーの女性受けが良いのでしょうか。

感想

評価は低めですかね。特にアメリカは低めです。
コメディなのですが言葉で上手く言うタイプのコメディでは無くてテンション高めのタミーが問題を起こしまくるタイプのコメディです。
上手く言うタイプのコメディは文化が違うので当たり外れが多くなりがちですが、次々と問題が発生するタイプの方が日本人的には受け入れやすいですかね。


あらすじにある通りですがタミーとアル中のおばあちゃんとのロードムービーです。
終始テンション高めで見ているだけで元気になるような映画ですね。
主人公のタミーの身長は157センチと映画内で言ってました。アメリカでは小さめだけど体重はぽっちゃりを通り越してデブと言われるような見た目。
ちなみに母親の名前はデブ。なんか面白いけどお母さんは美人。
一緒に旅するおばあちゃんはアル中で糖尿病とかいくつか持病持ち。


デブとアル中で持病。なんか人によっては引きこもりとか鬱とかになりそうな仕様。
でもこの二人はそんなところは一切ない。恋愛も諦めていないし攻撃されたらやり返すほど元気いっぱい。
お店で知り合った親子に二人でモーションをかける元気っぷり。
おばあちゃんは父親のアールと車で情事。タミーは息子のボビーをトイレ前でキスそして舌を入れる。ボビーに拒否られても落ち込んだりしません。
この力強い生き方は見ていて元気になるという評価に納得です。


よく日本では夏までに痩せて水着を着るみたいな特集記事だったり目標にしている人がいるけど。
それはそれで立派だけどそのメンタリティだとしんどいことも多いだろうなと思います。
水着を着たいと痩せるを一緒にしちゃいけないし目の前の男とキスをしたいと自分が太っているを一緒にしてもいけません。


そんな二人はやがて警察に捕まってしまい。おばあちゃんが違法薬物所持で保釈金が3000ドル必要になります。
タミーは紙袋をかぶって拳銃を中に入れているふりをした紙袋を持ってファーストフード店で強盗。
いかにも間抜けなその出で立ち、カウンターを飛び越えるのもその太った体では一苦労。
強盗に成功するもおばあちゃんはアールの送金で釈放済み強盗したお金を返しに再びおばあちゃんと紙袋をかぶってファーストフード店へ。
結局警察に捕まり刑務所へ。
前科一犯、一般感覚では絶望的な状況もタミーは一切気にしません。
映画は常にこんな感じで進み、谷間があって最後はボビーとキスでハッピーエンド。


どうという事も無いけどなんか見ていて元気になれる作品。
アメリカの批評家によると「メリッサ・マッカーシーが銀幕で輝く女優であることは間違いない。しかし、そんな彼女の努力を以てしても、しっちゃかめっちゃかになっている『タミー/Tammy』を軌道修正することはできなかった。」
となっていますが、しっちゃかめっちゃかこそこの映画のそしてアメリカの魅力の一つでもあると思います。
評価2.88点なので+0.2点で3.08点とします。

 

                      評価  3.08点